上顎前突

  • 成長期のお子さんで、骨の大きさに問題がある場合は上顎骨の過剰発育を抑えたり下顎骨の成長を促進したりします。これは成長の早い時期(8才~10才)に行うのが望ましいです。さらに奥歯に原因がある場合は、適切な矯正装置で上下の奥歯も動かし、正しい噛み合わせにします。必要に応じて、成長期間中上下の顎の成長の管理をします。
  • 次に前歯を移動させて引っ込めたり、その他のすべての永久歯に器具をつけて 最終的な噛み合わせを獲得します。歯が動いていく隙間をつくるため、抜歯をすることもあります。
  • 特に顎の大きさに問題がある場合には、口腔外科医の協力で骨の手術を併用することもあります。

CASE 1

主訴乱杭歯
症状上顎前歯の前突と噛み切りにくさ
抜歯部位上顎左右第一小臼歯、下顎左右第二小臼歯 
初診時年齢13歳 6か月 
主な装置エッジワイズブラケット
期間2.5年
治療費約85万円
副作用・リスク装置の不快感 歯の移動による痛み 虫歯 歯周炎 歯根の吸収 顎関節症 後戻り

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